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とりあえず見えるくらいに修正してみました。 -- riya (2008-01-04 21 39 45) 「ハハハハ、無駄だ。破壊の悪魔ジオダンテに 貴様らの武器など効くものか!」 ジオダンテの上空に浮かぶジークジオンの声は、 騎士アムロたちを絶望させることはできなかった。 ムンゾ帝国を破壊するジオダンテを倒すことを 諦めるということは、隣国のアルガス王国に 危険が及ぶということだったからだ。 「剣士ゼータガンダム、龍の盾だ。 ジオダンテの防具ならあの攻撃も防げるはず」 「わかった。みんな俺の後ろに隠れろ!」 騎士アムロの一言で剣士ゼータガンダムは龍の 盾を両手で持ち、仲間を庇うように立ち上がった。 ⇒ 「いいぞ。次は法術士ニューガンダム、君はふくろ うの杖でジオダンテの魔法を封じるんだ!」 「了解。やってみせよう」 法術士ニューガンダムはふくろうの杖を掲げ、 魔力を杖に集中させた。 「杖に私の魔力を吸われるようだ。騎士アムロ、 そんなに長い時間はこの杖を使えなさそうだ・・・・・・」 「おう。まかせろ、一撃で決めてみせるぜ!!」 剣士ゼータガンダムが龍の盾でジオダンテの攻撃を 防ぎながら、3人は少しずつジオダンテに近づいていった。 ⇒ 「いまだ法術士ニューガンダム。 ジオダンテを守る魔力を消すんだ!」 騎士アムロの声に応じるように、 法術士ニューガンダムの持つふくろうの杖の目から 飛び出した眩い光がジオダンテを守る闇のパワーを 消し去った。 「よし、次はおれの番だ。 ジオダンテこれでも食らえ!」 そう叫び剣士ゼータガンダムの背後から闘士ダブル ゼータガンダムは飛び出し、攻撃も防御も無力化さ れたジオダンテに、獅子の斧による一撃を与えた! 「グォォォォォォ・・・・・・」 破壊の悪魔ジオダンテの叫び声はムンゾ帝国のみならず、 隣国アルガス王国まで響き渡った。 ⇒ 「まさか・・・・・・、ジオダンテを倒すか。 ガンダム一族め、どこまでも我が前に立ち塞がるか」 崩れ行くジオダンテを見下ろしながら、 ジークジオンは剣士ゼータガンダム、 法術士ニューガンダム、闘士ダブルゼータガンダム、 そして騎士アムロをにらみつけた。 「ならば貴様たちを絶望させてやろう。 我が力によって伝説の勇者はいなくなるのだ!」 そう言うとジークジオンは姿を消したのだった。 ⇒ 「あの野郎、負け惜しみ言って逃げやがったぜ」 ノンエボ、ノンサポでジオダンテいけました。 ジオダンテを倒した余韻に浸ってたら 画面がどんどん暗くなって・・・ざんねんっっ ここまでです。 -- riya (2008-01-18 06 10 13) ストーリードライセン 「はぁはぁはぁはぁ」 立て続けに戦いを強いられた騎士アムロは、激しい疲労感を感じていた。 粗く呼吸するその様子は、再び戦うためには相応の時間を必要としていることを現していた。 「まさか魔術師ゲゼまでも倒す人間がいるとはな。なるほど。呪術師キュベレイが警戒するわけだ」 それまで手下に戦わせて傍観していた闘士ドライセンは、1人で納得したように頷いていた。 「ここまではよく戦ったとホめてやろう。褒美としてオレ様が直々に相手してやろうじゃないか」 そう告げると闘士ドライセンは剣を構え、騎士アムロへと近付いた。 「ハッ!助太刀させてもらおう」 馬に乗り、威勢良く飛び込んできたのはアルガス王国の騎馬隊を率いる剣士ゼータガンダムであった。 剣士ゼータガンダムは、飛び込んできた勢いのまま闘士ドライセンに戦いを挑んだ! -- 名無しさん (2008-01-30 17 17 26) ストーリーヤザン 「助かったよ。ありがとう」 「いや、こちらこそ助けに入ったのに、貴方の言葉が無ければ勝てなかったかもしれない」 お礼を言った騎士アムロに対し、剣士ゼータガンダムもまた感謝の言葉で返した。 というのも、闘士ドライセンとの戦いは剣士ゼータガンダムにとって容易な戦いではなかったのだ。 剣士ゼータガンダムの繰り出す斬撃はすべて、闘士ドライセンの持つ龍の盾に防がれてしまった。 闘士ドライセンの攻撃をうまくかわしていた剣士ゼータガンダムであったが、決め手となるダメージを与えることができず、徐々に劣勢を強いられるようになった。 そんな時、疲労により動くことのできなかった騎士アムロは、冷静に2人の戦いを観察し、剣士ゼータガンダムに的確なアドバイスを伝えた。 こうして剣士ゼータガンダムは勝利を治めたのだった。 「やっと追いついたたぜ」 安堵する2人の元へやって来たのは剣士ゼータガンダムの仲間、闘士ダブルゼータガンダムと法術士ニューガンダムだった。 「戦い疲れているところ申し訳ないが、ムンゾ帝国の様子が変わった。詳しい説明は移動しながらでいいかな?」 挨拶もそこそこに法術士ニューガンダムは、ムンゾ帝国へ歩みを進めた。 アルガス王国とムンゾ帝国の状況は、ラクロア王国に仕える騎士アムロにとって、関係の無い他国の騒動だったが、剣士ゼータガンダムたちを見ていると、無関係として無視する気にもならなかった。 こうしてガンダム一族の末裔である剣士ゼータガンダムたちと共に、ムンゾ帝国へ向かった騎士アムロだったが、道中に聞かされた状況は騎士アムロにとって決して無関係ではないものだった。 「まさか。ジオン族がムンゾ帝国の乗っ取りを計画してるなんて……。でも、なぜそんなことを」 驚きを隠せない騎士アムロだったが、ムンゾ帝国へジオン三魔団を派遣していることがジオン族の本気を表していると感じていた。 「ヒーッヒヒヒ、仲良くのんびりとハイキングかよ」 ジオン三魔団の企みを伝えるため、ムンゾ帝国の城を目指していた騎士アムロたちの前に、ムンゾ帝国のヤザンが立ち塞がった。 -- 名無しさん (2008-01-30 17 52 11) ストーリバウ 「ほう、ここまで辿り着くか。戦士ヤザンは役に立たなかったかな」 冷たくそう言い放ったのはジオン三魔団の1人、騎士バウだった。 ムンゾ帝国の城前で、騎士バウは騎士アムロたちを待ち構えていた。 その場所は障害物も無く、開けた空間が広がっていた。 騎士バウにとって機動力を生かすことのできる絶好の場所であった。 「法術士ニューガンダム、君の魔法のであいつの動きを封じるんだ!」 機動力と剣術に長けた騎士バウに魔法は相性が良いはずだった。 だからこそ騎士アムロは法術士ニューガンダムに騎士バウを封じるように指示を出したが、その行動は不可思議な魔力により防がれてしまった。 「フフフッ、私に魔法など効かぬよ。ふくろうの杖を持つ私にはな……。では私の番だ、行くぞ!」 -- 名無しさん (2008-01-30 18 03 36) ストーリ呪キュベレイ 「オホホホホ、思ったよりも早くここまで来てしまいましたね」 ムンゾ帝国の王座の前で高らかに笑い声を上げたのは、最後に残ったジオン三魔団の呪術師キュベレイだった。 「もう少し遅く来ていれば、苦しまずに破壊の悪魔によって眠りにつけたでしょうに」 そう告げると呪術師キュベレイは右手に魔力を集めた。 「さぁ破壊の悪魔であるあのお方の武器で、少しでも安らかな眠りを与えてあげましょう……」 呪術師キュベレイの左手には破壊の悪魔の武器である獅子の斧が握られていた。 龍の盾、ふくろうの杖、獅子の斧……。 ジオン三魔団がそれぞれ持っていた武具の本来の持ち主、破壊の悪魔が目覚める前に戦いを終わらせなければいけない。 魔王サタンガンダムの恐ろしさを知る騎士アムロは、呪術師キュベレイが告げた破壊の悪魔に同じ恐ろしさを感じてたのだ。 「剣士ゼータガンダム、闘士ダブルゼータガンダム、法術士ニューガンダム。一気に勝負をつけるぞ!」 -- 名無しさん (2008-01-30 18 19 20) 1人目 ボリノークベアー 「ラクロア王国からだいぶ遠くに来たな。」 そう呟いた旅人は、ラクロア王国の騎士アムロだっ た。 魔王サタンガンダムとの戦いにおいて、騎士ガンダ ムの役に立てなかったことを悔い、単身修行の旅に 出ていたのだ。 こうしてラクロア王国から遠く離れた、緑萌えるア ルガス王国と隣国ムンゾ帝国の境に辿り着いたの だった。 緑豊かな道を騎士アムロが進んでいると、茂みの中 から奇妙な気配を感じた。 「グルルル~ッ」 気配を感じた方を振り返った騎士アムロが見たもの は、森に棲息しているモンスターボリノークベアーだっ た。 -- 名無しさん (2008-02-17 09 01 43) エピローグ (1周目) 「闘士ダブルゼータガンダム、魔法には力だ!」 騎士アムロの声に応じるように闘士ダブルゼータガンダムは、精一杯の力を込めた渾身の一撃を呪術士キュベレイに与えた。 それは防御を考えない捨て身の攻撃だったが、剣士ゼータガンダムと法術士ニューガンダムの援護により呪術士キュベレイの魔法は闘士ダブルゼータガンダムに届くことは無かった。 「な、なに……」 闘士ダブルゼータガンダムの一撃は、呪術士キュベレイの必死の魔法に防がれること無くすべてを砕いた。 「まさか……ワタシの魔法が力だけの男に破られるなんて……」 「おれは力だけなんかじゃない。剣士ゼータガンダムや法術士ニューガンダム、そして騎士アムロっていう心強い仲間がいるからな!」 騎士ダブルゼータガンダムの声は呪術士キュベレイに届いていたが、呪術士キュベレイには理解することができなかった。 ジオン三魔団と呼ばれ恐れられていたが、闘士ドライセンや騎士バウは信用できる仲間ではなかったからだ。 力がすべてだったジオン族にはない絆。 それが三魔団とアルガス騎士団との大きな差として現れた結果だった。 「……。まさかこうも簡単に三魔団が倒されるとは。もう少しで破壊の悪魔ジオダンテが目覚めるというのに。時間稼ぎにもならぬとはガンダム一族め、どこまでも邪魔してくれる。こうなれば……」 闇から聞こえてくるその囁き声は、騎士アムロたちに届いてはいなかった。 そして闇の気配が消えた後も、コンスコン王の玉座は静かに鼓動を刻んでいたのだった。 -- 名無しさん (2008-03-08 02 23 50) story ジオダンテ 「間に合った……か?」 呪術師キュベレイは断末魔の叫びを残し、その姿は消え去ってしまった。 まるで必死に戦った呪術師キュベレイは幻だったかのように……。 だが闘士ダブルゼータガンダムは、しっかりと手応えを感じていた。 「間に合ったさ。こうしてみんな無事にいるんだしな」 闘士ダブルゼータガンダムは周りを見回した。 そこにはムンゾ帝国の王である、コンスコン王が腰が抜けたように玉座に座り込んで以外、変わった様子など無かった。 「まっ、まさかガンダム共がここまで、くっ来るとは。ジ……ジークジオン様、お助けをっ!」 コンスコン王のその声は弱弱しく、無駄な足掻きに思えた。 だが悪魔はコンスコン王の声を聞き入れ、その命を代償に姿を現した。 玉座の影が空に舞い上がったかと思うとジークジオンの姿へと変わり、コンスコン王は玉座から伸びた触手に押さえ込まれ、そのまま飲み込まれてしまったのだ。 「ハハハハ、さぁ破壊の悪魔ジオダンテよ。貴様の力で目の前のガンダムたちを倒し、ムンゾ帝国とアルガス王国を滅ぼすのだ!」 -- 名無しさん (2008-03-23 15 48 54) 2週目エピローグ 「ハハハハ、無駄だ。破壊の悪魔ジオダンテに 貴様らの武器など効くものか!」 ジオダンテの上空に浮かぶジークジオンの声は、 騎士アムロたちを絶望させることはできなかった。 ムンゾ帝国を破壊するジオダンテを倒すことを 諦めるということは、隣国のアルガス王国に 危険が及ぶということだったからだ。 「剣士ゼータガンダム、龍の盾だ。 ジオダンテの防具ならあの攻撃も防げるはず」 「わかった。みんな俺の後ろに隠れろ!」 騎士アムロの一言で剣士ゼータガンダムは龍の 盾を両手で持ち、仲間を庇うように立ち上がった。 ⇒ 「いいぞ。次は法術士ニューガンダム、君はふくろ うの杖でジオダンテの魔法を封じるんだ!」 「了解。やってみせよう」 法術士ニューガンダムはふくろうの杖を掲げ、 魔力を杖に集中させた。 「杖に私の魔力を吸われるようだ。騎士アムロ、 そんなに長い時間はこの杖を使えなさそうだ……」 「聞いたかい闘士ダブルゼータガンダム。 君が獅子の斧で決めるんだ!」 「おう。まかせろ、一撃で決めてみせるぜ!!」 剣士ゼータガンダムが龍の盾でジオダンテの攻撃を 防ぎながら、3人は少しずつジオダンテに近づいていった。 ⇒ 「いまだ法術士ニューガンダム。 ジオダンテを守る魔力を消すんだ!」 騎士アムロの声に応じるように、 法術士ニューガンダムの持つふくろうの杖の目から 飛び出した眩い光がジオダンテを守る闇のパワーを 消し去った。 「よし、次はおれの番だ。 ジオダンテこれでも食らえ!」 そう叫び剣士ゼータガンダムの背後から闘士ダブル ゼータガンダムは飛び出し、攻撃も防御も無力化さ れたジオダンテに、獅子の斧による一撃を与えた! 「グォォォォォォ……」 破壊の悪魔ジオダンテの叫び声はムンゾ帝国のみならず、 隣国アルガス王国まで響き渡った。 ⇒ 「まさか……、ジオダンテを倒すか。 ガンダム一族め、どこまでも我が前に立ち塞がるか」 崩れ行くジオダンテを見下ろしながら、 ジークジオンは剣士ゼータガンダム、 法術士ニューガンダム、闘士ダブルゼータガンダム、 そして騎士アムロを睨みつけた。 「ならば貴様たちを絶望させてやろう。 我が力によって伝説の勇者はいなくなるのだ!」 そう言うとジークジオンは姿を消したのだった。 ⇒ 「あの野郎、負け惜しみ言って逃げやがったぜ」 闘士ダブルゼータガンダムはジオダンテを倒した興奮 が冷めない中、ジークジオンが消えた辺りを指差した。 「いや、あれは負け惜しみじゃない……」 騎士アムロはジークジオンの言葉が本気だと 気づいていた。 「ラクロアだ。ジークジオンは騎士ガンダムのいる ラクロア王国を狙う気だ」 「……ラクロア」 騎士アムロの言葉に剣士ゼータガンダムは、 見知らぬ国と伝説の勇者、騎士ガンダムを思い浮かべた。 「アルガス騎士団! ラクロアを守るため、君たちの力を貸してくれ!」 「もちろんだ騎士アムロ。 行こう、伝説の勇者のいるラクロア王国へ!」 光の騎士編へ続く… -- 名無しさん (2008-04-26 00 00 53)
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759 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/02/15(月) 04 52 11 ID ??? 居酒屋青い巨星 奥座敷 スメラギ「もうダメだ、すべて終わった……orz」 クリス(0080)「え、どうしたんですか。そんなに落ち込んで」 モニク 「私もけっきょく、マイに渡せなかった……orz」 シーマ 「ああううぅ。コウ、コウっ……orz」 クリス 「なにこの展開」 セレーネ「時期を察してあげないさよ、時期をっ」 ナナイ 「そのとおりだ。バレンタインデーのチョコ作戦は、 乙女にとっては重大事だからな」 クリス 「ナナさんは、随分とホクホクしてらっしゃいますね」 ナナイ 「フフン。社長はなんだかんだで、すべてを見通してらっしゃる♪」(グビグビ) クリス 「あーあー。一気飲みはダメですよ」 ガラガラガラ マリナ 「お刺身の盛り合わせ、お待たせいたしました」 スメラギ「え~い、アンタはさりげなく刹那と仲良くしておいて、よくもっ」 シーマ 「この大吟醸、一気飲みするさね!」 マリナ 「ま、待ってくださいっ。わ、わたくしは仕事中ですからっ」 モニク 「私たちのお酒が飲めないとは、言わないでしょうね」 マリナ 「あう。グビグビ、チュバッ、グチュッ、あァ!」 クリス 「マリナさん、その音は、えっちすぎますよ……」 カウンター アムロ 「地獄絵図だな」 シャア 「ああ」 アムロ 「止めに入るべきだと思うか?」 シャア 「冗談ではない」 アムロ 「だよな」 シャア 「ああ」 アムロ 「……」 シャア 「……」 アムロ 「飲み直すか」 シャア 「むしろ早々に会計を済ませ、戦術的撤退をすべきだな」 アムロ 「たしかに。よし、帰ろう」 シャア 「それがいい」
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シャア・アズナブル(Char Aznable)(CV 池田秀一) シャア・アズナブル(Char Aznable)(CV 池田秀一)【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…U.C.0059年、34歳 血液型…AB型 身長…180cm 体重…72kg 原作搭乗機…MSN-04 サザビー MSN-04II ナイチンゲール(小説版) 通称…大佐、赤い彗星、ロリコン 【属性】 ジオン(ネオ・ジオン) NT 赤い機体 ファンネル 【台詞】 選択時私も出るぞ! シャアだ。サザビーで出る 戦闘開始時私はネオ・ジオンの再建と、打倒アムロ以外に興味はない(CPU戦) 人類全体をニュータイプにするためには、誰かが人類の業を背負わなければならない(CPU戦) 軍の動きはどうか? 私はシャア・アズナブル 意地悪いように聞こえるな 私はネオ・ジオンのシャアだ 大丈夫か?作戦は遊びじゃない 地球がもたん時が来ているのだ お前を死なすわけにはいかない 似すぎた者同士は憎み合うという 実戦での怖さは、体験しなかったようだな なんで私に興味を持ったのだ(前回と同じプレイヤーと協力) シ「今回は一緒に戦わせていただくよ、アムロ」 ア「シャア、都合のいいやつめ…」(僚機アムロ(ν)) シ「今回ばかりは一緒に戦わせていただくよ、アムロ」ア「シャア、奴を信頼していいのか…」(僚機アムロ(ν)) 貴様はその力を無駄に消耗していると、なぜ気がつかん!(敵機アムロ(ν)) 地球上に残った人類などは、地上の蚤だということが何故分からんのだ!?(敵機アムロ(ν)) アムロ、私はあこぎなことをやっている。近くに居るのならこの私を感じてみろ(敵機アムロ(ν)) 攻撃甘いな(メイン射撃) 当てる!(メイン射撃) 当たれ!(メイン射撃) にがしはせん(メイン射撃) そこだ!(メイン射撃,射撃CS) くそっ!(射撃CS) おのれ!(射撃CS) 逃げ場はないぞ!(射撃CS,N特殊射撃) させるか!!(格闘CS) 行け!(サブ射撃) ファンネル!(サブ射撃) 沈め!(N特殊射撃) 壊れろ(N特殊射撃) 終わりだ(N特殊射撃) 無駄だ(レバー入れ特殊射撃) 躱せるか!?(レバー入れ特殊射撃) シャアだ、援護を頼む(N特殊格闘) ギュネイ、クェスを呼べ(N特殊格闘) 陽動を頼む(レバー入れ特殊格闘) そちらは任せたぞ(レバー入れ特殊格闘) ヤクト・ドーガ、前へ(レバー入れ特殊格闘) ならば!(後格闘) 喰らえ!(後格闘,N格闘初段) にがさん!(後格闘,N格闘初段) こいつ!(N格闘初段) やらせるか!(N格闘最終段) 墜ちろ!(N格闘最終段,格闘特格派生最終段) ええい!(前格闘) 舐めるな!(前格闘) 貴様!(横格闘初段) 邪魔だ!(横格闘初段) 貰った!(横格闘初段) 死ぬがいい!(横格闘前派生) にがさんと言った!(横格闘前派生) 遅い!(BD格闘初段) この!(BD格闘初段) 今だ!(BD格闘初段) とぉ!(BD格闘2段目) はぁ!(BD格闘2段目) 墜ちるがいい!!(BD格闘最終段) でえい!(格闘特格派生) どうだ!(格闘特格派生最終段) 行け!忌まわしい記憶と共に!(覚醒技) 効いているようだな(一定以上のダメージ) 火力はこちらの方が上だ(一定以上のダメージ) どうすることも出来まい(連携成功) あの味方機、褒めてやらんとな(連携成功) ダメージは少ないな(誤射) 遊んでいる暇は無いぞ!(誤射) ええい、不用意に前に出るな!(誤射) サーチいたな あれか? あそこか ふん。見えたぞ その機体、私への当て付けのつもりか!(敵機シャア(ジオング)) 貴様がいなければ…っ!(敵機アムロ(ν)) 命が惜しかったら、貴様にサイコフレームの情報など与えるものか(敵機アムロ(ν)) 私の勝ちだな!(ロックした機体を撃墜で勝利) 潰しはしない。ちょっと休んでもらうのさ(ロックした機体を撃墜で勝利) シ「ララァが死んだ時のあの苦しみ、存分に思い出せ!」ア「情けない奴!」(ロックした機体を撃墜で勝利 アムロ(ν)) 被ロック向かってくるのか!? 右から! 左か! 捕まった!? ア「シャア!貴様の野望もここまでだ!」シ「そんなこと、認めはせぬ!」(敵機アムロ(ν)) ア「逃がすかよ、シャア!」シ「やられる!?しかし、私は負けはせん!」(自機被撃墜で敗北時 アムロ(ν,Hi-ν)) 被弾時何? なんと! おのれ! えぇい! 効かんな やられた!? 化け物か!? ちぃっ!当たるとは まだまだだ(ダウン) パワーが負けている!?(ダウン) まずいな……(スタン) モニターが……死ぬ!?(スタン) 私は味方だ!(誤射) なんのつもりだ!?(誤射) 気を付けてくれたまえ(誤射) すまんな(僚機がカット) 助かったよ。すまんな(僚機がカット) 被撃墜時なんたるざまだ! これはナンセンスだ! まだ終わりにはさせん! シールドが保たなかった… 油断したな…(僚機被撃墜) 今の爆発は味方か!?(僚機被撃墜) アムロともあろう者が…(僚機被撃墜 アムロ(ν)) ガードふっ! 甘い! そんなものでは! しまった!(ガードブレイク) 弾切れ時弾切れか!? 命拾いしたな ちぃっ!切れたか チャージまだか!? 敵機撃墜時ふん… やった! 邪魔をするからだ 下がっていればよいものを ふっふっふっふっふっ…はっはっはっはっはっはっ! ア「奴には勝てないのか!?」シ「私にはやらねばならんことがあるのでね」(敵機アムロ(ν,Hi-ν)) 復帰時今度こそ仕留める 負けたわけではない これ以上はやらせん 私が抑えなくてどうする! 厳しい戦いなのは分かっていたことだ (コストオーバー) 覚醒時調子に乗るな!!(ゲージMAX) これ以上はやらせん!(ゲージMAX) 歯向かう者すべてを抹殺すると宣言しよう ララァ・スンは、私の母となってくれるかもしれなかった女性だ! 貴様こそ、その才能を無駄に消耗しているとなぜ気がつかん!(敵機アムロ(ν,Hi-ν)) 地球上に残った人類などは、地上の蚤だということが何故分からんのだ!?(敵機アムロ(ν)) ララァ……(覚醒終了) ララァ…私を導いて欲しかった……(覚醒終了) 何だ?何が起こっているんだ!?(敵機覚醒) 増援時地球がもたん時が来ているのだ(D-1-3) 戦況変化時世界は人間のエゴ全部は飲みこめやしない(開始30秒) 私は、宇宙(そら)に出た人類の革新を信じている(開始30秒) 楽な作戦ではないが、君ならできるはずだ(独白) 地球に住む者は自分達の事しか考えていない(独白) 地球に残っている連中は、重力に魂を縛られている人々だ(独白) 人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し、地球に対して贖罪しなければならん(独白) うん?どこの部隊だ(シャッフル乱入) このタイミングで現れるとは、何者だ(シャッフル乱入) 敵の増援とは面倒だな…(敵機乱入) 俗物のスパイ達が来たか…(敵機乱入) 第二波、すぐに来る!(敵機全滅) これで敵が引いてくれればいいのだが…(敵機全滅) そうか。来たか(ターゲット出現) 奴で終わりにしたいものだな(ターゲット出現) シ「私がサイコフレームの情報を与えたんだよ。情けないMSと戦って勝つ意味が無いからな」 ア「馬鹿にして…そうやって貴様は、永遠に他人を見下すことしかしないんだ!」(ターゲット出現 アムロ(ν)) 奴の弱点はどこだ?(ボス出現) あれをおとさねばならんのか…!(ボス出現) あと一息だ(あと1機撃墜で勝利) よし!あとひと押しだ(あと1機撃墜で勝利) えぇい、もう後がない!(あと1機被撃墜で敗北) 我々が押されているのか?(あと1機被撃墜で敗北) まずいな…そろそろ時間か(残り30秒) 僅かな時間でも追い込んでみせよう(残り30秒) サザビーでも勝てんとは!(タイムアップ) 勝利ふっふっふっふ、完全な作戦だった 私を困らせてくれる敵はそうはいないな 決まった……!(僚機の攻撃で勝利) よい作戦だった(僚機の攻撃で勝利) 自機被撃墜で敗北私が負けただと!? これでは道化だよ… 詰めが甘かったか…(ターゲット時限定) 勝利時リザルト私を困らせてくれる敵はそうはいないな(完勝・大勝) もう少し敵はやるものだと思っていたよ(完勝・大勝) 諸君らの働きを見せてもらい、感動している(完勝・大勝) みんな、ご苦労だった 総員引き上げのサインを出せ 劣勢をよく挽回してくれた(辛勝) 勝つには勝ったが、見直しが必要だな(辛勝) 温かさを持った人間が、地球さえ破壊するんだ!(辛勝) アムロがこちらにいてくれると、安心して戦える(僚機アムロ(ν) 自機とどめ) それでこそ私のライバルだ(僚機アムロ(ν) 僚機とどめ) 遂にアムロに勝ったのか…!(敵機アムロ(ν,Hi-v)) 敗北時リザルト貴様らの頑張り過ぎだ 認めざるを得ないな…敵の実力を… どこで歯車が狂ってしまったんだ…? ええい、アムロにいいようにやられてしまった!(僚機アムロ(ν) 自機被撃墜or敵機アムロ(ν,Hi-v)) アムロが私以外に敗れるのは見たくなかったな(僚機アムロ(ν) 僚機被撃墜) コンティニュー私はそんなに小さい男か? 父の名前を継ぐのは辛いな 私は世直しなど考えてはいない(継続) 私は信じる道を進んでいるつもりだ(継続)
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458 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/06(火) 03 39 38 ID ??? アムロ「……ん、コウ…まだ起きているのか?もうこんな時間だぞ」 コウ「あ、すみません。レポートが長引いて……」 アムロ「宿題……課題はなるべく早く終わらせておくものだぞ?」 コウ「身に染みます……兄さんは課題はすぐに終わらせてたんですね。 僕は明日やる、明日やるとどうも先のばしにしちゃって……」 アムロ「気持ちは分かる……まぁ、俺は彼女がたくさんいたからな……」 コウ「何故それが早くやる事に繋がるんですか?」 アムロ「ん…この娘のデートは明日やろう。なんて考えてたらとんでもない事になるからな… 月曜昼はセイラさん、夜はバイト。火曜昼は課題、夜はチェーン。水曜昼はバイト、夜はベルトーチカ…なんてのもざらだったな」 コウ「…………」 まぁ、このコウは今の俺なんだけどね。 アムロ兄さんは大学行かずに高卒で働いてそうな気もする。けど、大学生も似合いそう。 459 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/06(火) 10 01 54 ID ??? 458 大学に行ってたとしたら、学費も生活費も自分で稼ぐ苦学生だったんじゃないかと。 奨学金ももらってたかもしれんねー。 ブライトさんの行く先々でバイトしてたってネタがちょいと前にあったな。 10年ほど前っつーとアル、シュウトが生まれた頃で、ジュドガロは保育園くらい。 ガンダム家はド修羅場だったんじゃないかな… 466 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/06(火) 15 03 09 ID ??? 459 キース「コウ、お前もう講習ないんだよな?だったらこれから遊びに行こうぜ!可愛い女の子紹介してやるからさ~♪」 コウ「ごめんキース。今日は家の手伝いしなくちゃいけないから」 キース「お前な~まえもそうやってドタキャンしたろ?付き合い悪いぞ?」 コウ「うーん、こればっかりは仕方ないからね。だからまた今度誘ってよ」 キース「大学生は遊び盛りで華の時代だってのに。兄弟多いのって大変だよなー…」 コウ「そんな事ないよ?僕は今の生活にとても満足してるし。それに行く行くはアムロ兄さんみたいな立派な機会工学者になって恩返ししたいんだ」 ブライト「アムロ…これで涙を拭け」⊃ハンカチ アムロ「こんなに嬉しいことはない」
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816通常の名無しさんの3倍2020/08/16(日) 15 58 20.82ID 7vwuAAh00 817 ヒイロ「自爆する」 アムロ「ヒイロ、ボンバーマンの対戦弱いな」 ドモン「またキングボンビー!?」 アムロ「ドモン、また桃鉄で貧乏神がキングボンビーになったのか。 ウチではガンダムファイトのファイトマネーで たくさん稼いでいる方なのに。 キングオブハートもゲームでは違うものだな」 ウッソ「ハドソン系のゲームに限ったことではないけど……」 アムロ「どうした?」 ウッソ「ギャルゲー、恋愛系のゲームをやると 僕が思ったエンドにならないんだ。 どこが悪いんだろう?」 ヒイロ「わからん」 ドモン「シャクティに聞け」 アムロ「……だそうだ」 817通常の名無しさんの3倍2020/08/16(日) 19 22 16.99ID Q99z/tnd0 816 ウッソ「だ」 マクギリス「だが、断る」 ウッソ「シャクティは、色んな意味で黒いからあまり……… それに僕の好みはお姉さん系 デッス!!」 アムロ「そんなこと言うなウッソ!そんなウッソは、 怠惰ですねぇ」 ウッソ「だって別の意味で、脳が、脳が、脳が震える」 ヒイロ(!!?) ドモン(このパターン、いやフラグは……) ギンガナム(さっさと逃げるのがいいの、だ~よ)リゼロのロズワール風に アムロ「お姉さん系を攻めるんなら、俺がコツを教える。リアルでもゲームでも カテジナさんは別だけど」 ウッソ「是非ともお願いします」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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405 名前:視野を広げて狭めてカオスって 1/2投稿日:2008/07/09(水) 12 49 55 ID ??? ルルーシュ『ナナリィィィイイイ!!』 アムロ「ん? 何だ、テレビの声か…刹那、これはなんてアニメだ?」 刹那「コードギアスというアニメだ。ガンダムではないがナイトメアフレームが出てくる」 アムロ「へえ、メカのデザインは先鋭的じゃないか」 刹那「いいや! ガンダムの方が先鋭的だ!」 アムロ「そうやってケチつけながらアニメを見ても面白くないだろう」 刹那「そうかもしれない…」 アムロ「ガンダムもいいけどな、ガンダムをよく知るには、ガンダム以外の物も知らないと駄目だぞ」 刹那「どういう事だ?」 アムロ「たとえばガンダムの性能を比べるにしても、ザクやゲルググと比べる際は、 相手のMSの性能も知らなきゃならなくなる…世の中、ガンダムだけじゃないからな」 刹那「そうか…」 アムロ「だからお前もガンダム以外のものに目を向けて、視野を広げていこうな」 刹那「うん!」 その後 刹那「違うな、間違ってるぞスメラギ!」 スメラギ「は?」 刹那「こういう時は地形を崩して大損害を与えたところを強襲するんだ!」 スメラギ「今回の任務はガンダムの性能を見せ付ける事にあって…」 刹那「刹那・F・セイエイが命じる! 全力で武力介入し戦争を根絶せよ!」 ロックオン「イエス! ユア・ハイネス! なーんつってな」 アレルヤ「ロックオンは付き合いがいいね…」 ティエリア(ギアスごっこ…混ぜてもらいたいなんて言えない…) スメラギ「あんた達、真面目にやりなさーい!」 フェルト(ロックオン…もっと身長が高くて手足が長い人が好みなのかな…でも絵柄の差なんてどうしたら…) クリス「フェルト、何考えてるの?」 Ξガンダム「何だかよくわからないが敵は混乱している! 今のうちにギンガナム艦隊を叩くぞ!」 メッサー「了解!」 ギンガナム「貴様らのせいでローラ=ローラの朝飯を食べ損ねたのだ、存分に暴れさせてもらうぞ!」 ハリー「ギム・ギンガナム! ディアナ様がお近くにおられるのだぞ! 暴れられては困る!」 Ξガンダム「心配無用! 今回のターゲットは、仕事をサボって朝飯をたかりまくるギム・ギンガナムの粛清だ!」 ギンガナム「上等ォ! かかってこい、テロガンダム!!」 406 名前:視野を広げて狭めてカオスって 2/2投稿日:2008/07/09(水) 12 50 55 ID ??? アムロ「ディアナさん、臨時ニュースでギンガナムがマフティーのテロを受けてますよ」 ディアナ「まあ、大変ですこと」 ロラン「ディアナ様ー、オムレツが焼けましたよ」 ディアナ「ありがとうロラン。月で身代わりをしているキエルさんには感謝しなければなりませんね」 アムロ「ま、キエルさんもハリー大尉と一緒にいられてそれなりに楽しんでいらっしゃるでしょう」 ロラン「あ、ゴールドスモーが堕ちた…って、墜としたのエクシアですよ!?」 ディアナ「エクシア? あのガンダムは、確か…」 アムロ「フンッ!」バキィッ!「おっと急にテレビの電源が切れたぞ。古いからな~…」 ディアナ「アムロさん、今テレビを殴りませんでしたか?」 アムロ「調子が悪い時は、こう、斜め45度の角度で殴ると調子がよくなるんですよ」 ディアナ「電源が切れる前に叩いていたような…」 アムロ「気のせいです。ロラン、ディアナさんの味噌汁は豚肉多目で」 ロラン「はい、ただいま」 ディアナ「まあ、そんなに気遣っていただかなくてもいいのに」 ギンガナム「厨二病になぁ…ターンXを倒せるわきゃねぇぇええええええだろぉぉぉおおおおおおお!!」 刹那「フンッ、戦術的勝利などいくらでもくれてやる!」 スメラギ「私の戦術が~、CBの予定が~…」 後日、刹那は再教育(ガンダムのビデオを見せた)を受けて今まで通りのガンダムオンリーに戻されましたとさ 刹那「うっふん、ぼっぴん、うっふん、ぼっぴん」 シャア「SDガンダムだと!?」 刹那「シャー」 シャア「うわぁっ! 汚い、やめろ! アムロ、助けろー!」 アムロ「変態の撃退……刹那の教育……僕はもう疲れたよ、ララァ」 シャア「ら、ララァと通信中なのか!? ぬえーい! 私とも通信させろ!」 刹那「ガンダムトルネードスパーク!!」 シャア「ぎゃああああ!!」 ナイトガンダム「たった一日で習得するとは、彼にはすばらしい騎士の素質がある! さすがはアムロの弟だ」 アムロ「あ、来てたのか。お茶でも飲んでけよ」 ナイトガンダム「かたじけない。ところでシャアはいいのか?」 シャア「な、ナイト…ガンダム…! た、助け…」 アムロ「ユニオン牙翔剣! シャアは混乱した」 シャア「ぼっぴん」 ナイトガンダム「今日はいつになくカオスだな」 ブラックドラゴン「まったくだ。お茶おかわり」
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605 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 01 46 ID ??? 復旧してるーー!! 運営の皆様、本当にご苦労様でしたーーー! という訳で、早々と行ってみたいと思います。 これまで長々としたためて参りました「ガンダムさんちの音楽隊」、 いよいよ最終回となります。 今回はキャプテン&シュウトのお話ですが…正直申しまして、私、SDGF見てません。 見たいみたいと思いつつ、機会を逸してずるずると… そんなわけで、キャプテンもシュウトも、かなり「俺」成分が入っている上に、 本編にあったであろうエピソードもガン無視しておりますので、 不快に思われる方は、今回も名前を付けておきますのでスルーしてくださいませ。 また、最終回と言う事で、何時にもまして勢い任せの大暴走をしております。 よろしくご笑納の程を… それでは、開幕でございます。 (_ _) 606 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 03 59 ID ??? パラレルパラレルルルルルルー どぉん! 爆発音とは異なる、重々しい響き。 キャプテン「む?」 どぉん! どぉん! シュウト「太鼓の、音?」 キャプテン「音源は庭のようだが…」 太鼓の音に誘われて、シュウトとキャプテン・ガンダムの二人は庭へと出る。 シュウト「ドモン兄さん…」 キャプテン「と、……爆熱丸!?」 二人は一つの和太鼓を挟んで立ち、撥を振るっていた。 爆熱丸「いよぉっ!」 ドモン「はっ!」 掛け声と共に、二人の撥捌きは加速して行き、とても一つの太鼓が発する音とは思えない ……正しく、轟音と呼ぶに相応しい響きを轟かせる。 シュウト「うわぁ……」 粟立つ肌を押さえるように身震いしたシュウトは、瞳を輝かせて歓声を上げた。 シュウト「うわー!うわーー!!」 キャプテン「………」 爆熱丸「我が『天宮』の『迅雷太鼓』、相方が勤まるものがおらず困っておったのだが… さすがは禁具御武覇阿斗、ドモン殿…いやいやお見事」 ドモン「なるほど、あれだけ激しい太鼓となれば、確かに生半な者では勤まるまい… それを連綿と伝えた『天宮』の武者、恐るべし、だな」 爆熱丸「いやいや」 ドモン「いやいや」 爆熱丸&ドモン「「わっはっはっは」」 ジュドー「うわー、ドモン兄ぃと意気投合してるよ……」 シン「どっちも体温高そうだもんなぁ…」 607 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 04 52 ID ??? シュウト「すっごぉい! すごいよ爆熱丸! すごいよドモン兄さん!」 爆熱丸「わっはっは、そうだろうそうだろう!」 ドモン「ふっ…俺を誰だと思っている! キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュだぞ!」 シュウト「あははは、うん、そうだね!」 キャプテン「シュウト…」 爆熱丸「ん? どうしたキャプテン」 キャプテン「爆熱丸…私にも叩かせてもらっていいだろうか?」 シュウト「えっ? キャプテン、太鼓叩けるの?」 キャプテン「いや、過去にそういった経験はない。 だから、やってみたいのだ」 爆熱丸「うむ、別にかまわんぞ。 キャプテンならきっといい音が出せるはずだ」 キャプテン「いい音…」 撥を渡され、太鼓の前に立つキャプテン。 キャプテン「ふっ!」 どむ! シュウト「………」 爆熱丸「………」 ドモン「………」 キャプテン「これでいいのか?」 爆熱丸「そうなのだが…」 シュウト「なんか、違うね」 ドモン「気合だ!」 シュウト&爆熱丸「「うわっ」」 ドモン「気合が足りん! もっと、魂を込めるんだ!」 シュウト「(びっくりした…)」 キャプテン「気合…魂…」 シン「おいおい…」 ジュドー「気合って…」 キャプテン「ならば!」 バム!カシュン!チュイーーン シュウト「ソウルドライブ!」 キュイィィィィーーーーーーン!! キャプテン「輝けっ! ソウルドライブ!!」 キュイィィィィーーーーーーン!! ドモン「それだ! 全身全霊を太鼓にぶつけろ!!」 キャプテン「応!」 ジュドー「やべっ!」→→→→→→脱兎 ちゅどーーん! シン「それは、違うだろ…」バタッ 爆熱丸「俺の太鼓がああああ!!」 ドモン「シュウト、無事か?」 シュウト「ケホケホ…う、うん。 兄さんがかばってくれたから、なんとか…」 キャプテン「…これは…音楽ではない………」 608 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 06 11 ID ??? アムロ「音楽機能?」 キャプテン「はい…爆熱丸はドモンと対等に太鼓を演奏します。 確認したところ、ゼロも竪琴を弾けると…」 かつて、異次元への扉を開いた「導きのハープ」の故事に倣い、騎士たるガンダムたちは こぞって竪琴を学んだのだと言う。 キャプテン「ならば、私にも…」 アムロ「ふむ…」 キャプテン「あの…不可能、でしょうか?」 アムロ「…可能かどうかで言うなら、それは可能だ。…と言うより、きわめて簡単だ」 キャプテン「マスター!」 アムロ「一般的な音楽プレイヤーの大きさを知っているかい、キャプテン。 いろんなメーカーから出ているが、せいぜいこんなものだよ」つ【DAP】 キャプテン「こんな小さいものが! この中に、『音楽』が納まっているのですか?」 アムロ「データを格納するメモリと、データをデコードするプロセッサ、わずかばかりの プログラム…特に新しい装置を組み込むほどでもない。 キャプテンのシステムが持つ、余剰機能のほんの一部を使えば、 大抵のプレイヤーよりも高性能な再生機能を付加できる」 キャプテン「それでは…」 アムロ「だが」 キャプテン「………」 アムロ「それが果たして、君の欲している音楽機能と言えるかどうか…」 キャプテン「は?…どういう事でしょうか、マスター」 アムロ「人間は、生まれながらに一つの楽器を持っている。何か判るかい?」 キャプテン「楽器、ですか?………それは、概念的なものでしょうか?」 アムロ「概念、といえばそうかもしれないな。それは、ココだ」 キャプテン「胸? …いえ、心臓、ですか?」 アムロ「そうだ。 人間の心臓はリズムを刻み続ける。 落ち着いた環境では鼓動はゆっくりとなり、緊張した状態では早くなる」 キャプテン「リズム…音楽…」 アムロ「音楽は、人の内から生まれる。川のせせらぎ、風が梢を揺らす音… そういった、物理的には単なるノイズに過ぎない物でさえ、人間は音楽を見出す。 その根源にあるのが、心臓の鼓動さ」 キャプテン「機械の私には…『心臓』を持たない私には、音楽は判らないと?」 アムロ「…あるいは、『機械の音楽』と言うものを構築することはできるかもしれないな。 だが、それを人間が理解し、感動することはできないだろう。 ………君が、人間の音楽を理解できないように………」 キャプテン「マスター…ご存知だったのですか…」 シュウトが感動していた爆熱丸とドモンの太鼓。 しかしそれは、キャプテンには一欠けらの感動も与えなかった。 シュウトと共に在りながら、同じものを感じることができない自分。 人間と、モビル・シチズンの違いと言ってしまえばそれまでだが、 ひょっとすると、シュウトに感じている友誼すら、自分の思い違いではないのか? キャプテンは、己の中で言い知れぬ“なにか”が蠢くのを感じた。 609 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 08 33 ID ??? キャプテン「では、爆熱丸や、ゼロは…」 アムロ「彼らは『天宮』の『武者頑駄無』と言うヒトであり、 『ラクロア』の精霊たる『ナイトガンダム』だ。 ………君とは、違う」 キャプテン「………そんな………マスター………」 アムロ「すまない、キャプテン……」ポタリ キャプテン「…マスター…涙を…」 アムロ「僕では、無理なんだ…君に…君たちモビル・シチズンに、 『音楽』を与えてあげることは出来ない…」 キャプテン「マスター………」 アムロ「僕のことを天才だなんだと祭り上げる者もいるがね。 冗談じゃない! 天才だと! ならば君たちに音楽を与えて見せろ! 簡単じゃないか! 鳥や、木々でさえ命の賛歌を歌っている! それなのにっ! 人を友として歩んでくれている君たちに…… 僕は… 僕は…」 キャプテン「マスター…」 アムロ「僕は… ゆるしてくれ、キャプテン… 僕は、君たちに『音楽』をあげることが出来ない…」 キャプテン「マスター……」 バム!カシュン!チュイーーン キャプテン「ソウルドライブが…」 リィィィィィィン…… キャプテン「なんだ、こんな反応は今まで一度も…」 610 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 11 33 ID ??? これまで何度となく放たれた、温かく、眩い輝きとはまったく異なる光が、 アムロの部屋を満たす。 アムロ「ソウル…ドライブ……」 リィィィィィィン…… キャプテン「なんて、悲しい音なんだ…」 アムロ「!! …キャプテン、今、なんて…」 リィィィィィィン…… キャプテン「なんて、美しい光なんだ…」 アムロ「キャプテン…まさか…」 キャプテン「マスター…」 リィィィィィィン…… キャプテン「これは、なんなのでしょうか…機体コンディションはまったく問題がありません。 それなのに…それなのに、胸が…胸が…」 リィィィィィィン…… アムロ「ソウルドライブは、魂を繋ぐシステム…」 リィィィィィィン…… キャプテン「胸が…とても…そう、とても、苦しい…」 リィィィィィィン…… アムロ「まさか…」 ララァ『うふふ、その、まさか、よ』 キャプテン「あなたは…」 アムロ「ララァ!」 ララァ『こんにちは、キャプテン。こうやってお話をするのは始めてね』 キャプテン「あなたが、ララァ・スン…」 アムロ「っ!! まさか、判るのか、キャプテン!」 キャプテン「はい、マスター。 センサーには彼女の反応がまったくありません。 ですが、私は彼女を…彼女の存在を感じることができる… 理論的にありえないことです。 ですが、それを受け入れている私がいる…」 ララァ『ソウルドライブは可能性の器。 優しいアムロが作った、優しい機械…』 アムロ「………」 ララァ『アムロ、あなたはソウルドライブに優しさを与えた。 そして… シュウトはソウルドライブに勇気を与えた』 キャプテン「そうだ…私は、シュウトから勇気をもらった…」 ララァ『シュウトは、ソウルドライブに信じる心を与えた』 キャプテン「私は、信じることのすばらしさを教わった!」 アムロ「………だが、それだけでは不完全だ…」 ララァ『そう。 喜び、怒り、憎しみ、そして、悲しみ… 魂はさまざまな物を内に秘めているわ。 でも、アムロはその全てを与えられなかった… キャプテンに悲しみを与えるには、あなたは優しすぎた…』 アムロ「キャプテンが、本当の悲しさを知ったから…」 キャプテン「私は…今…今こそ、本当の心を得たのか!!」 611 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 12 57 ID ??? ピアノの音が、旋律が流れる。 時に激しく、時に優しく…。 道行く人々も思わず足を止める。 シュウト「キャプテン…すごいや……」 静かに、キャプテンが鍵盤の上から指を下ろした。 居間に集まった兄弟たちだけではなく、表を通りがかった人たちからも 万雷の喝采があがった。 ゼロ「すばらしい…」ウルウル 爆熱丸「うぉおおおおおーーーん! な、涙がとまらーーーん!!」 アル「ドモン兄さん、大丈夫?」←半分涙目 ドモン「ぐすっ……別に、なんでもないっ! ちょっと花粉症になっただけだ!」 レイン「はい」←自分も涙を拭きながらティッシュを渡す ドモン「む、すまんレイン」チーン ロラン「あう~~」←マジ泣き トレーズ「すばらしい…レディ、私はこの感動をどう表現すれば良いのだろう? マシンであるキャプテンの奏でる旋律が、ここまで私の胸を打つ… なんとすばらしき事か… そして、その感動を、すばらしいとしか表現できない私自身を、 これほど情け無いと思ったことはない…」ハラハラ レディ「………」←必死に涙を堪えている シュウト「すごい…すごいやキャプテン…さすがキャプテンだよ…」グスッ キャプテン「ありがとう、皆…」 シュウト「何言ってるの! ありがとう、はこっちの台詞だよ! こんな、その、素敵なピアノを聞かせてくれて… ありがとう、キャプテン!」 キャプテン「ふふふ、だが、私にも言わせてくれ、シュウト。 ありがとう。 君が…君たちが居てくれたから、私は『音楽』を知ることが出来た。 …ありがとう」 612 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 14 37 ID ??? シュウト「ねぇキャプテン」 キャプテン「なにかな?シュウト」 シュウト「僕にもピアノ、教えてくれる?」 キャプテン「シュウト…」 シュウト「僕も、キャプテンと一緒にピアノを弾きたい!」 キャプテン「お安い御用だ。 シュウトはあのマスターの弟だ。 きっとすばらしいプレイヤーになれる」 シュウト「あはは、ありがと、キャプテン。 ………あとさ、気が付いてる?」 キャプテン「?」 シュウト「キャプテン、さっき笑ったんだよ?」 キャプテン「私が?笑った?」 シュウト「うん。 アムロ兄さんみたいに、とっても優しい声で。 『ふふふ』って」 キャプテン「そうか…」 (エンド・テーマ:『LOVE PEACE』little by little) キャプテン「マスター」 アムロ「なんだい?」 キャプテン「あなたは御自分を天才では無いと仰いましたが…そんなことはありません。 あなたは、間違いなく、今世紀最大の大天才です」 アムロ「ははは、お褒めいただいて恐縮だがね。 君の『心』は君自身が傷つき、足掻いて手に入れたものだ。 俺が作ったものじゃない。 奇跡に頼るなんて、技術者としてはまだまださ」 キャプテン「ですが、あなたなら…あなたになら、いつかきっと、 全ての人々を幸せにするマシンを作ることができます!」 アムロ「…ああ。 それはどんなに素敵なことだろうね。 手伝ってくれるかい、キャプテン?」 キャプテン「もちろんです!」 アムロ「そうだ…シャア、お前が破壊の道を行くというのなら、俺は創造の道を行こう。 お前が10のモノを破壊するのなら、俺は100のモノを生み出そう。 その果てに、全てのヒトの幸せがあると信じて…」 613 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 17 03 ID ??? 追記#1 シャア「何のことだ?随分ぶっそうな言われようだが…」 アムロ「ははっ、“今のお前”には関係ない話かな?」 ララァ『うふふっ、そうね』 シャア「???」 追記#2 シャア「何故だっ! 何故キャプテンに聞こえて、私にはララァの声が聞こえない!」 ナナイ「社長…」タメイキ ララァ『もう、本当に困った人ねぇ…』 コマンダー「どーもすみません、毎度毎度」ペコペコ シャア「…コマンダー・サザビー…お前……まさか…」 コマンダー「はい?」 追記#3 がしいっ!! セレーネ「さ~、お部屋に行きましょうね~キャプテンちゃ~ん」←猫なで声 キャプテン「ひっ……」ガクガクブルブル セレーネ「大丈夫♪ 痛いのは最初だけだから(はぁと」 キャプテン「いっ、いやあああああぁぁぁぁぁっ!」ガンビークルモードッ!! セレーネ「ちいっ! 逃がさん! スターゲイザーちゃん!」パキーン ALICE『(キャプテンは私が守ります!)』ゴウッ! かくしてスターゲイザーVSスペリオルの戦いが始まるのだが…以下略。 614 名前:ガンダムさんちの音楽隊・GF編投稿日:2008/06/13(金) 19 18 08 ID ??? 蛇足 ラストでキャプテンが弾いているピアノは、特別にキャプテンのサイズに合わせて 鍵盤を大きく作った電子ピアノです。 多分、キャプテンの指だとピアノは弾けない。w だから、連弾は無理だぞー、シュウト。 最初、シュウトはまったく別の楽器を、キャプテンはカミーユやウッソ、シーブックの アンプとして…なんて考えてましたが、「二人はいっしょがいい」と仰る方が。 自分ももっともだと思ったので練り直しました。(アンプはハロで。w) シュウトに電子楽器+キャプテンがアンプ役(ミサイルランチャーの変わりにスピーカー) というコンビも考えたのですが、それではキャプテンが「音楽」をやっていない。 アンプを持って立っているだけだと思い直し… そこでふと、「キャプテンは音楽が判るだろうか?」と言う疑問に当たりました。 EDの「ココロオドル」で踊ってるキャプテンは、いかにも不器用でしたしね。 そんなことを考えながら、BGM用の動画を某サイトであさっていると、 ぼーくらはみんなーいーきているー♪と歌う某思考戦車を見つけてしまい… 滝のよーに涙を流しながら今の形を作り上げました。 ピアノに決めたのは、ピアノで始まったから、ピアノで落とすのも良かろうかという… ただそれだけです。 なんか目的地が60度くらいずれてしまったよーな気がしますが、気にしナーイ。 まだ使い切れていない小ネタが無くもないのですが、 これにて「ガンダムさんちの音楽隊」、フィナーレとさせていただきます。 長々とお目汚し、失礼いたしました。 (_ _)
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48 名前:だって女の子だもん(1/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 22 52 ID ??? ある日、久々の休日にνガンダムの様子を見ようと格納庫に入ったアムロは、 隅っこに置かれているSガンダムの前でアルとシュウトが何やら騒いでいるのを見つけた。 (やれやれ、また忙しい休日になりそうだな) 内心苦笑しながら近づいていくと、アルとシュウトはSガンダムを見上げて何やら叫んでいるようである。 「ALICEー」 「いい加減機嫌直してよー」 「何やってるんだ二人とも」 声をかけると、二人は顔を輝かせて振り返った。 「アムロ兄ちゃん、いいところに」 「ALICEを何とかしてよ」 「なにか、トラブルでもあったのか」 Sガンダムを見上げたアムロは、奇妙なことに気がつく。いつもと外見が違うのである。 しかも、後頭部にはリボンが巻かれ、腰のところには何やら布が巻きつけられている。 (スカート、か) そうらしかった。他の兵装はそのままなので、実に滑稽な眺めである。 「どうしたんだ、これ」 「いつものように、キラ兄ちゃんがメンテナンスしてたんだけど」 アルが事情を説明し始める。 自分の意志を持つと言っても、ALICEはあくまでもAI、つまりは機械である。 だから、Sガンダムの整備はソフト面に強いキラに任されているのであった。 「その途中で、ALICEがたまにはオシャレとかしてみたいとか言い出したんだよ」 「オシャレ、か」 49 名前:だって女の子だもん(2/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 25 06 ID ??? ALICEは、その名のとおり女性的な人格を持っている。 ひょっとすると、情報収集の過程で偶然ファッションのページでも閲覧したのかもしれなかった。 「で、何故こうなったんだ」 リボンとスカートが全く似合っていないSガンダムを見上げながら、アムロが言う。 アルとシュウトは顔を見合わせてため息を吐いた。 「最初言われたとき、キラ兄ちゃんはラクス姉ちゃんを呼んでくるって言って出て行ったんだ」 「自分には女の子のオシャレとかがよく分からないからって言って」 「でもなかなか帰ってこないもんだから、ALICEがちょっとイライラし始めて」 「そこに通りかかったのがコウ兄ちゃんだったんだよ」 アムロは天を仰ぐ。 要するに、MSオタクであるコウが、MSのオシャレと聞いてやる気を出したものらしい。 しかし、日頃からチェリーチェリーと馬鹿にされているコウのこと、女の子のオシャレなど分かるはずもない。 結果、「女の子=スカート」「可愛い=リボン」という実に単純な図式の下にコーディネイトが施された訳だ。 「これだからチェリーは」 「え」 「いや、なんでもない。それで、その後は」 「完成したって言って、コウ兄ちゃんは一人勝手に帰っちゃったんだけど」 「そこにジュドー兄ちゃんとガロード兄ちゃんが通りかかって、二人して大爆笑」 そうしてショックを受けたALICEは、呼びかけに答えず、コックピットハッチも開けずに引きこもっているらしい。 「まあ、それは大変ですわね」 後ろから、柔らかい声が聞こえてきた。振り向くと、キラとラクスが立っていた。 「遅いよキラ兄ちゃん」 「ごめん。まさか、こんなことになっているとは思わなくて」 抗議するアルに、キラは素直に詫びる。ラクスは二人の脇を通り抜けて、Sガンダムに近づいた。 50 名前:だって女の子だもん(3/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 26 20 ID ??? 「ALICEさん、少しお話いたしませんか」 すると、Sガンダムの頭部がわずかに動き、バイザーがラクスの方に向けられた。 やっと反応を示したと喜ぶアルとシュウトの横で、しかしアムロは危惧を抱く。 その予感は的中し、Sガンダムのカメラ・アイが徐々に赤色に光り始めた。ALICEの機嫌が悪くなった印である。 「ラクス、危ない」 叫びながら、キラがラクスを抱えて飛ぶ。 次の瞬間、Sガンダムの頭部から発射されたバルカンが格納庫の床を抉った。 アルとシュウトも、悲鳴を上げながら近くにあるガンダムの影に隠れた。 「二人とも、こっちだ」 キラとラクスを引っ張り上げ、アムロは寝かせてあるνガンダムの影に退避する。 Sガンダムはゆっくりと動き始め、こちらに向かってくるところだった。 「怪我はないか、二人とも」 「はい。あの、アムロさん。ALICEさんは一体どうなさったのですか」 あんな目に遭ったというのに、ラクスはあまり動揺した様子を見せていない。 そのことに少々驚きながら、アムロはSガンダムに注意を払ったまま答えた。 「多分、嫉妬したんだろうな」 「嫉妬、ですか」 「そうか、自分がオシャレして笑われたところに、ラクスのような子が現れたから」 納得したように言うキラに、アムロは頷き返す。ラクスは責任を感じている様子で、目を伏せた。 「では、私のせいなのでしょうか」 「いや、どちらかと言うとウチの愚弟どもの不始末だ。巻き込んでしまってすまないね」 「いえ。ですが、一体どうしたら」 問いかけるラクスに答えず、アムロはこちらに近づいてくるSガンダムを見やった。 51 名前:だって女の子だもん(4/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 27 13 ID ??? 怒りに我を忘れたALICEが、νガンダムの影に隠れていたキラとラクスにバルカンの銃口を向けたとき、間一髪で起動したνガンダムが、シールドで二人をかばった。 「ALICE、落ち着いて話を聞くんだ」 コックピットの中で、アムロはALICEに話しかける。しかし返答はなく、代わりにバルカンが飛んできた。 アムロは舌打ちしつつ、機体を立ち上がらせる。キラとラクスを踏み潰さないように、最新の注意を払いながら。 「弟以外を相手に躾する羽目になるとはな」 呟きながら、アムロはSガンダムが反応するよりも早く体当たりし、まずは距離を取った。 問題は、Sガンダムが強力な火器を搭載しているという点だろう。こんな狭い格納庫でビームなど使われてはたまらない。となると、どうしても接近戦に持ち込む必要があった。 アムロは素早く機体を移動させ、Sガンダムに肉薄しようとする。それよりも早くSガンダムが構えたビームスマートガンは、他方向から飛んできたビームに吹き飛ばされた。アムロがちらりとモニターで確認すると、その方向に青い翼を広げたフリーダムガンダムが立っている。 「よくやった、キラ」 微笑を浮かべて呟きながら、アムロは怯むSガンダムのコックピットハッチに、νガンダムの指先を伸ばす。Sガンダムは背後に退こうとしたが、その前にフリーダムが素早く回り込んで、退路を塞いでいた。 そうやってひとまずSガンダムを押さえたアムロは、無理矢理コックピットハッチを引き剥がし、素早くSガンダムのコックピットに飛び乗った。 「ALICE」 話しかけると、モニターが薄らと赤く染まった。 (いじけてるな) さてどう説得したものかとアムロが頭を掻いたとき、不意に後ろから声が聞こえてきた。 52 名前:だって女の子だもん(5/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 29 12 ID ??? 「ALICEさん」 柔らかい声音である。驚いて振り向くと、フリーダムの手の平に乗ったラクスが、微笑を浮かべてコックピットを覗き込んでいる。 モニターが真っ赤に染まる。激怒の印である。アムロはラクスに警告を発しようとしたが、それよりも早く、彼女は口を開いた。 「私も、同じような体験をしたことがありますわ」 モニターの赤が、一時的に薄くなる。それに気付いているのかいないのか、ラクスはゆっくりとコックピットの中に足を踏み入れてきた。 「何年前のことか、もう忘れてしまいましたけれど。まだ、私のお母様が生きていらっしゃった頃のことですわ」 アムロは自然にラクスをシートに導き、身体を避けていた。ALICEがラクスの話に興味を持ったらしいと悟ったからだ。ラクスはシートに腰掛けながら、ゆっくりとALICEに語りかける。 「お母様はとても綺麗な方で、私はいつもお母様のようになりたいと思っていました。それで、あるときこっそりお母様とお父様の寝室に忍び込んで、勝手に化粧箱を開いてお化粧を始めましたのよ」 そのときのことを思い出したように、ラクスは小さく笑った。 「もちろん初めてで、お化粧のことなんか全然知りませんでしたから、口紅ははみ出すし顔は真っ白になるしで散々でしたわ。 そのときにお父様が部屋に入ってきて、『何してるんだいラクス』と仰いましたの。それで振り向いたら、お父様は私の顔を見て大笑いなさいましたわ」 そのとき、小さな単語が、薄らと浮かび上がるようにモニターに表示された。 『本当?』 「本当ですわ。お父様に笑われたのがとてもショックで、私はその場で泣き出してしまいました。そうしたらお母様が私を抱き上げて、頭を撫でながら話してくださいましたの。 『お化粧が似合う年頃というのがあるから、そのときがきたらちゃんと教えてあげる。やり方さえ間違えなければ、女の子はもっと綺麗になれるのよ』って」 ラクスは撫でるような手つきでモニターに触れながら、ALICEに微笑みかけた。 「大丈夫。ALICEさんも、きっともっと綺麗になれますわ」 53 名前:だって女の子だもん(6/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 30 51 ID ??? 長い長い沈黙のあと、躊躇うような薄い文字が、モニターに浮かび上がった。 『本当にそう思う?』 「ええ、もちろん。それに」 と、ラクスは嬉しそうに笑う。 「私、今のALICEさんもとっても可愛らしいと思いますわ。リボンがよくお似合いですもの」 『嘘』 「あら。私、こういうことで嘘を吐いたことは一度もありませんわ」 表情を見る限り、実際ラクスは本当のことを言っているらしかった。 (キラ。美的感覚はともかくとして、なかなかいい恋人を持ったじゃないか) ALICEのモニターに浮かぶ色は、赤と青の間で揺れ動いていた。 『でも、ジュドーとガロードは私を見て笑ったわ』 戸惑っているらしかった。もう一押しだな、と心の中で頷いて、アムロはモニターの正面に顔を出した。 「二人が笑ったのは、照れ隠しだったんだ」 瞬きするような間があった。 『どういうこと?』 「ALICEがチャーミングすぎるからさ」 女を口説くときの表情と声を最大限に使って、アムロはそう言ってやった。これで落とした女は数知れずである。 一瞬、モニターが真っ白になった。 ホワイトアウトか、とアムロが疑った瞬間、コックピットを地震のような揺れが襲う。ラクスが小さく悲鳴を上げた。 「なんだ、一体何が」 アムロはぎょっとした。モニターに意味不明の文字の羅列が現れ、赤く染まった背景が激しく点滅している。 こんな反応を見るのは初めてである。そして、同時に気付く。この揺れは、ALICEがSガンダムの機体をよじっているのが原因だと。 (そうか、この反応は) あまりに強い揺れに、アムロはコックピットの外に投げ出される。遠ざかっていくSガンダムの頭部を見上げながら、アムロは苦笑した。 (羞恥心、か) その瞬間背中を激しい衝撃が襲い、アムロの意識は闇に飲み込まれていった。 54 名前:だって女の子だもん(7/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 33 02 ID ??? この後、奇跡的に一命を取り留めたアムロは、当然ながら病院に運び込まれた。 なお、そのとき機体を縮こまらせて謝罪するALICEに対して、 「女の子はちょっとじゃじゃ馬過ぎるぐらいが一番可愛いのさ」 と返答したことで、撃墜王白い流星の伝説にまた新たなエピソードを刻むことになった。 また、この騒動に完全に巻き込まれた形となったラクス・クラインは、 「あのぐらいは慣れっこですわ」 と微笑みながらコメントし、彼女の芸能生活の過激さをより一層印象強くすることとなったのであった。 あれから一週間後。 キラは修復されたSガンダムのコックピットハッチに腰掛けて、つまらなそうに頬杖をついていた。 後ろからは、シートに座ったラクスの楽しそうな笑い声が聞こえてくる。 あれ以来、ALICEとラクスは大の仲良しになっていた。 ラクスも忙しい芸能生活の合間のいいストレス解消になるということで、今や暇を見つけてはSガンダムのコックピットを訪れるようになっている。 それはいいのだが。 (最近、僕とあまり話してくれてないような気がする) なんとなく、面白くないキラである。二人の会話に参加しようとしても、 「女の子同士の間に入るのは無粋というものですわ、キラ」 『無粋だわ』 とやんわり拒絶されるので、尚更面白くない。 (いや、そんな風に思っちゃいけないな。ラクスが笑ってくれてるんだ、喜ばしいことじゃないか) そんな風に、無理矢理自分を納得させようとするキラである。 55 名前:だって女の子だもん(8/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 35 24 ID ??? アムロの回復は順調なようだった。あんな高さから落ちたというのに、一週間後には病院を出てくるらしい。 「とりあえず今回の騒動の原因になったコウとジュドーとガロードには重い罰を与えてやる。シーマとハマーンに偽の告白メールを送信しろ。 あと、ティファに事の顛末を話して『女の子のこと笑うなんて最低』と冷たい声で言ってもらうように頼んでおくんだ」 そういう内容のメールをキラに送ってくる辺り、特に後遺症も残っていないらしい。 (まあ、とりあえずいい方向に解決してよかった) 内心、キラはほっと息を吐いている。 今回の騒動は、どうやらこれで何事もなく終わりそうだった。 ただ、あの騒動以来、Sガンダムが唐突に妙な反応を示すことがあって、それが不安といえば不安なのだが。 「キラ」 不意にラクスに呼ばれて、キラは振り返った。久しぶりにラクスと話せる、と自然と顔が綻んでくる。 ラクスの手招きに応じてシートに近づくと、彼女はモニターを手で示した。 「ALICEさんが、キラにお尋ねしたいことがあるそうですわ」 なんだそういうことか、と少しがっかりしながら、キラはモニターに向き直る。 「どうしたの、ALICE。どこか調子の悪いところでもあるの」 聞いたが、モニターが青く点滅するばかりで、なかなか答えが返ってこない。 もしかして戸惑っているのか、とキラが勘ぐったとき、不意にモニターに文字が表示された。 『あのね』 「うん」 『アムロって』 「アムロ兄さんがどうかしたの」 少し驚いて問い返すと、モニターが赤く染まった。怒りのときとは微妙に色合いが違う。羞恥心の印である。 『アムロって、どんな女の子が好きなの』 その文字が表示されたのは、一瞬であった。モニターはすぐに真っ赤に染まった。 キラは目を丸くして、ラクスと顔を見合わせる。ラクスもキラと同じぐらい驚いている様子だったが、すぐに満面の笑顔を浮かべてモニターに向き直った。 56 名前:だって女の子だもん(9/9)投稿日:2006/08/16(水) 22 37 12 ID ??? 「ALICEさん、アムロさんのことが気になりますのね」 『わかんない。アムロのこと考えると変になるの』 最近の妙な反応の原因はそれか、とキラはようやく納得した。 「素敵ですわ」 目を輝かせているラクスの肩を、キラはおそるおそる叩く。 「あの、ラクス」 「なんでしょう」 「もしかして、協力するつもりじゃ」 「まあ、キラはALICEさんの手助けをなさいませんの」 ほんの少し、非難するような調子である。キラは慌てて首を振った。 「いや、まさか。もちろん協力させてもらうよ」 「ありがとうございます。心強いですわ」 にっこりと笑ったあと、ラクスはまたモニターに向き直る。 モニターには、ALICE自身が考案したあと思しき、様々なSガンダムの外装が表示されている。 フリルのついたスカートを履いてみたり全身にリボンを巻いてみたりとなかなか面白い画像ばかりである。 「まあ可愛らしい」 『本当?』 「ええ、もちろん。でも、きっともう少しアレンジできると思いますわ」 『お願い。こういうの、まだよくわからないの』 「二人でちょっとずつ考えていきましょう。そうですわ、私のお友達にも協力して頂きましょう」 ラクスははしゃいだ声を上げているが、キラは少しも愉快な気分になれなかった。 (アムロ兄さん。まさか、AIまで虜にするなんて) このことが原因で、一体どれだけの騒動が巻き起こるだろう。 もしも修羅場になったら、一体どれ程の地獄絵図が展開されることか。 後ろから聞こえてくる楽しげな笑い声とは裏腹に、キラは激しく身震いするのであった。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ALICE アムロ・レイ キラ・ヤマト メカニック ラクス・クライン 中編
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359 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/12(水) 18 08 04.92 ID ??? アムロ「何をやってるんだ?」 カミーユ「ガンパレードマーチってゲームだよ。アーカイブで落としてみたんだ」 アムロ「…懐かしいな。スカウトで絢爛舞踏狙ったり、靴下集めに勤しんだりしたもんだ」 シャア「ロラン君の…!」 グエン「靴下と聞いてっ…!」 アムロ「そんな事言っていない!帰れ!!……で、調子はどうなんだ?」 カミーユ「とりあえず最初だから、芝村と付き合ってみたんだ」 アムロ「…ほほう(熊本城が楽しみだ)」 カミーユ「……あと、初日からいた壬生屋って子と整備主任の原さんとののみって子とも仲がいいな」 アムロ「あーなんだ、カミーユ。経験者として言わせてもらうとだな……」 カミーユ「ん?イベントか……」 「「どっち?」」 カミーユ「げっ!何だこれ!?争奪戦だって?」 アムロ「……遅かったか。こうなるから複数の異性と付き合う時は天才と密会を取得しておくんだよ」 カミーユ「うわっ!別の二人でも…」 アムロ(……これじゃ普段の生活と変わらないじゃないか)
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870 名前:読書をしよう!投稿日:2008/07/17(木) 18 49 26 ID ??? キラ「兄さん、何読んでるの?」 アムロ「小説さ。いい小説は心を豊かにして教養を広めてくれるからな」 キラ「へー……」 アムロ「俺もZ時代はたくさんの本を読んだものさ。 インテリは過激な事しかやらないとか世捨て人になるとか、色々と勉強になったよ」 キラ「うんさすがアムロ兄さん立派だねじゃあ僕はこれで……」 アムロ「待て。せっかくだからお前も小説を読まないか?」 キラ「僕はいいよ。2chのSSスレとかネタスレとかだけじゃなく、携帯小説だって読んでるから」 アムロ「お前にいきなりドストエフスキーとか読ませてもまず理解できないな。 『そして誰もいなくなった』なんてどうだ? 面白いだけじゃなく読みやすいし、ミステリーの名作だ」 キラ「ミステリーとか頭が痛くなりそうだから……ちょっと……」 アムロ「そうだな。これから夏休みだし、ちょっと長いシリーズ物に挑戦するのもいいかもな。 『指輪物語』『ナルニア国物語』『ゲド戦記』の世界三大ファンタジーを制覇したら学校で自慢できるぞ」 キラ「あの……海外ファンタジーとか小難しそうだから、ちょっと。 『スレイヤーズ』とか『ゼロの使い魔』とかそんな感じの読みやすい小説の方が」 アムロ「それは小説じゃなくてライトノベルだ。しかしライトノベルがいいなら、それはそれでいい物がある。 『十二国記』あたりは普通の小説と比べても遜色がないし、作者も一般小説を書いてる人だから――」 キラ「あの……歴史物とか中華系のとかは漢字が多くてつらいから……。 ちょっと兄さんの本棚見ていいかな? ……あ、ラノベもあるんだね」 アムロ「まあ、俺だっていきなりドストエフスキーを読めた訳じゃないからな。 漫画感覚で読めるライトノベルで小説入門するのもひとつの手だ」 キラ「ライトノベルを漫画感覚で読むだなんて普通に無理だよね、漫画と文章量が全然違うよ」 アムロ「いいから俺の本棚にあるライトノベルを適当に選んで持ってけ。 オタクに媚び媚びしたハーレム物のライトノベルとかは、一切無いから安心しろ」 キラ「そういうのが読みたいんだけどな……あ、SF物がある。SFなら僕でも簡単に読めそうだから、これに――」 アムロ「ん? SFのライトノベル……何かあったかな」 キラ「えーと、機動……ガン……作者、とみ――」 アムロ「でぇい!」 ズギャアッ! キラ「うわぁ!? いいいい、いきなりガンダムハンマーでミンチにしようとしないでよ!」 アムロ「キラ……それは読んではならない。難解な文章はまさしく魔術書と形容するに相応しく、 見た者のSAN値……すなわち正気を奪い、闘争本能を覚醒させ、選択肢は皆殺しと精神崩壊の2つだけ……。 まさにリアルラヴクラフトというべきか……それを読むくらいなら邪神と契約を交わした方がマシだ……」 キラ「ちょ、兄さん!? 正気に戻って兄さん! あきらかに正気を奪われてるよ!」 アムロ「ハァッ、ハァッ……見たかキラ、小説を手に取るのを妨害しようとしただけでこの有様だ……。 その本は以前……奴等を知り奴等に対抗するために得た資料……生半可な気持ちで触れてはならない……」 キラ「う、うん分かった……そうする……」(兄さんがこんな風になるって事は、例のトミノ教関連か……) アムロ「ふ、ふふふ……そうだ、魔道には魔道……! ネクロノミコンは……難易度が高い、いきなりは無理か。 ならば……そうだ! ラヴクラフト全集を! 少々難解な文章だが、あの濃密さなら、奴等に対抗できる! イア! イア! クトゥルフ フタグン! キラ、このラヴクラフト全集をただちに読むんだ!」 キラ「えーっと、僕、世界三大ファンタジーを制覇するよ」 アムロ「そうか? それでいいのか? ハァーッ、ハァーッ、ちゃんと感想文を出すんだぞ……いいな!?」 キラ「は、はい! 分かりました!」 後日、キラは『ロード・オブ・ザ・リング』と『ナルニア国物語』と『ゲド戦記』の 映 画 を観て感想文を書いた。 指輪物語とナルニア国物語は何とか誤魔化せたが、ゲド戦記は原作ブレイカーだったため、バレてしまったとさ。 罰としてまた本を読まされる事になった。 アムロ「新しい魔術書を仕入れてきた。読むと死んだり発狂したりする本は無いから安心して読みなさい。 ただし実際に悪魔や魔王を呼び出したりしないように。 サタンガンダムは安物のお茶じゃ満足しないから、出費が痛いんだ。ジオダンテは大喰らいだし――」 キラ「誰か助けて……」 873 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/07/17(木) 19 55 35 ID ??? 870 ガロード「あー、大丈夫大丈夫。 姉貴ー」 セレーネ「ん? またバグったの? てい!」ガン! アムロ「はっ! ここは? なんだ、この本は…」 ガロード「あ、悪りーな、アムロ兄ぃ、 わざわざ俺の本持ってきてくれてさ」ヒョイ アムロ「え? あ、ああ…」 キラ「……(唖然」 ガロード「あ、そうだ、キラ兄ぃ、どうせ読むんなら詩集とかどう? ラクスさんと…歌手と付き合うんなら、 ちっとは文学に親しんだほうがいいんじゃね?」 キラ「えっ? あ、う、うん、そうだね…」 セレーネ「そうねー、どうせなら作詞できるくらい目指しちゃったら~?」ネム‥ アムロ「腹を掻くな腹を。 せっかく身奇麗にするようになったのに…」 ちなみに魔術書はと言うと… ガロード「ウッソー、お前、レーザー焼却システム乗せたハロ作ってたよな?」 ウッソ「燃えハロですか? ええ、今度刹那兄さんのCB活動に使ってもらうつもりですけど…」 ガロード「んじゃ、この本頼むわ。 なんかヤバそうだし」 ウッソ「うわぁ…へんなプレッシャーだだもれですねー…ハロ!」 燃えハロ「ハロ? ウッソ、ヨンダカ?」 ウッソ「これ、お願い」 燃えハロ「オウ、マカセロ!」マグマグ ぶしゅーー… ???「ぐおおおおぉぉぉぉ…」 ガロード「うわ…」 ウッソ「あー、レーザーって光ですから、 こういったモノには有効だったんですかね?」 ガロード「いや、俺もオカルトはよく知らないけどさ… アムロ兄ぃも、よくこんなの手に入れてくるよな…」 881 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/07/17(木) 20 50 23 ID ??? サタンガンダム「アムロ。お前の兄弟達は様々な魔導書を持っているらしいな、よかったら貸してくれ」 アムロ「ああ、勝手に持っていけ」 サタンガンダム「うむ。ところでせっかく来たのだから茶くらい出さんか」 アムロ「なあ、確かにお前は某黄金竜の半身だが、基本的に俺の敵だろう」 サタンガンダム「過去は水に流さんか。玉露はまだか? 茶菓子もな」 アムロ「……玉露なんか置いてない。ロラン、とりあえず家に適当なお茶を」 ロラン「は、はい……」(本当はお客様用に玉露を置いてあるのに……) サタンガンダム「ところで子育てに定評のあるアムロに相談がある」 アムロ「隠し子がいるような言い方はやめろ、俺が育てたのは弟だ」 サタンガンダム「最近、ドラゴンベビーがな……うんぬんかんぬん……」 アムロ「そりゃ、まだ子供なんだから……もっとうんぬんかんぬん……」 サタンガンダム「むうう……ならばもっとうんぬんかんぬんしてやれと?」 アムロ「ああ、そこにさらにうんぬんかんぬんしてやればお前も無理せずにだな……」 ロラン(何だかんだで仲がいいんだなぁ) シャア「そうなのだ、私もこう見えて実はアムロと仲良しでね。ロラン、私にもお茶を……」 アムロ「ムービガン!」 サタンガンダム「ムービールフィラー!!」 シャア「ぎゃー!」 アムロ「で、子守をしつつ仕事の時間を持つためのコツはだな……」 サタンガンダム「ふむふむ……なるほど」 ロラン(やっぱり仲がいい……アムロ兄さんは無いって嘘を言ったけれど、玉露を用意して差し上げよう) 883 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/07/17(木) 21 07 42 ID ??? キラ「うちに玉露なんてあったんだ、知らなかったなぁ」 シン「俺、飲んだことないよ。つかお客様用なのに、マユやステラを連れてきても出てこないよな?」 ロラン「贔屓するわけじゃありませんけど、お客様といっても様々ですから。 たとえばディアナ様や、ラクロアのリリ姫に粗茶を出しては失礼でしょう?」 キラ「そうだね。親しき仲にも礼儀ありって言うし、それ相応の身分の人にはそれ相応の物を出さなきゃね」 ロラン「うちは貧しいですけれど、決してケチじゃありません。必要なお金はちゃんと出します」 マリナ「ほ、ほ、本当にいいんですか!?」 刹那「アムロ兄さんの許可は取ってあるから大丈夫だ。カルピスでもオレンジジュースでも、好きなのを選ぶといい」 マリナ「ででででで、でも、このオレンジジュース、果汁100%ですよ!?」 アムロ「やあマリナさん。それくらい遠慮しないでググッとどうぞ。冷えてますからおいしいですよ」 マリナ「あ、あ、ありがとうございます……!!」 刹那「マリナがこんなに喜んでいる。さすが兄さん、真のガンダムだ」 マリナ「果汁100%……ああ、なんておいしいのかしら」 アムロ「ははは、これくらいお安いごようですよ」 キラ「……同じお姫様なのに……」 シン「……うちはケチじゃないんだよね?」 ロラン「……マリナさんは、逆にああいう安くておいしい物がお好きなようですから……」 888 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/07/17(木) 21 25 18 ID ??? シーブック「僕だとセシリーが来ると紅茶を出してくれるよ」 シロー「俺もアイナが来ると出してくれるな」 ドモン「師匠が来られると上質な烏龍茶を(バキッ×2)」 カミーユ「俺は専ら外で飲んでくるからそういうことはないな」 キラ「ラクスのところでいつもご馳走になっちゃって(砂糖)」 シン「ステラとマユに奢ってばかりさ。俺が良いからいいんだ!」 刹那「…ガンダム、お魚銜えたどら猫騒動に介入する」 ヒイロ「リリーナが来ると高確率でレモンティーが出る…」 ガロード「ティファと一緒に来ると兄ちゃんがミルクティをさ(砂糖)」 ジュドー「ってか、俺誰か連れてきたっけ?(即ミンチ)」 ウッソ「お姉さんのところでいつもご馳走になっちゃって」